003原付バイクのエンジントラブルアーカイブ:原付スクーター 改造からタイヤ交換の方法まで

原付のキックペダルが戻ってこないぞ! 無理矢理動かすコツとは?

2008年4月23日

原付のキックペダルをキックした際,キックペダルが戻ってこない,または,キックペダルを踏むときに硬く(重い)て,離すと戻るのが遅い・・・という経験はないだろうか?
そのようなことが起こった場合,原付の車体のどの部分をどのように修理したらいいのだろう?

そのような場合の修理法だが,例としてJOGのケースだと,まず,クランクケースカバーを外す.
そして,キックギアの一部分がドーナツ状の円形になっているパーツを引き抜いてみてほしい.
その際はキックをおろしながら引き抜くと結構簡単だ.
JOGを例に出したが,DIOや他のメーカーの車種でも同様のようなものなので試してみてほしい.

パーツを引く抜くと,今度は金具を外側の方向に広げてほしい.
これは中の金具が軽く回るようにするためだね.

最後だが,金具と押さえの隙間にグリスを塗ろう.
冒頭のような症状が起こってしまうのがグリス切れの可能性が高いだからね.
グリスが家にない!という方はホームセンターなどで安価で手に入るので,購入してほしい.
この場合,CRCなどの潤滑剤だと,すぐ乾いてしまうのでこれは使用しないようにしてほしい.

取り付けはキックペダルをある程度おろした状態にして,それからギアを取り付けるのが好ましいだね.
取り付ける前に手を使ってキックペダルを動かしてみてほしい.
それでスムーズに動くようであるならば完成だね.
結構簡単だね.

原付のエンジンがかからない! 無理矢理かける裏技紹介

2008年4月13日

原付のキャブを開けた後,エンジンがかからないという経験がある方がいるかもしれない.
そのような場合の原付の修理や対処法は何かあるのだろうか.

まず,キャブをあけた後にエンジンがかからない原因にはいろいろある.
燃料がキャブに行っていないと思われる場合の修理には,アイドリングの調節ねじを調整し,アイドリングを最低にしよう.
つまりはスロットルバルブが閉まるようにするわけだね.
アイドリングを最低にしてからキックすれば,キャブ内の負圧が大きくなって,燃料がキャブに行く確率が高くなる.

しかし,このままではエアーが行きません.
なので,何回かキックした後にスロットルを若干空けながらエンジンをかけてみるといいと思う.
私がこの方法を試してみたら一発でかかりました.

また,もうひとつ紹介する方法は結構大胆なものだが,紹介してみる.
キャブへのパイプをガソリンタンクから外して,そこから,刺身なを買ったらついてくる醤油入れを用いて,無理矢理ガソリンを入れていくのだ.
どんどん入れていくと,やがて止まる.
そしてキックをしてみると・・・なんと1,2発でエンジンがかかってしまうんだよ.
最初はかぶるけど,少し走ればたちまち絶好調.

念のために,入れるガソリンには少量の2stオイルを混ぜておくことをオススメする.
この方法は大胆ではあるがなかなか意外に有効な方法だと思う.
是非試してみてほしい.

フューエルコックが不調ならストレーナー、フィルターの汚れを疑え

2008年4月 3日

原付にはフューエルコックという部位がある.
この原付のフューエルコックの調子が悪い場合,どのような修理や対処法を施せばよいのだろうか?
それについて簡単にだが説明してみる.

まず,何故このようなことが起こるのかというと,やはりストレーナーもしくはフィルターの汚れ,また,負圧ホースの詰まりなどによってだろうね.

コックの部分には,丸い形のお椀か湯飲みのようなものが付いている.
これを取り外せばごみが出てくると思う.
そして,これをきれいに掃除して,Oリングも新品のものに交換してみてほしい.
またフィルターだが,ガソリンタンクを取り外してガソリンを全部出してみよう.
そしてタンクからコック自体を取り外すとフィルターが出てくる.

そしてコックにつながっている細いホースがあるが,これを辿っていくとキャブあるいはインマニにつながっているはずだ.
これが詰まってはいないか,亀裂が入っていないか,また,何かに挟まれていたりしないかを確認してほしい.

コックがしっかりと機能しているかを確認するには,コックの太い方のホースを外し,ガソリンが出てこないかを確認する.
そして細い方のホースに別のホースをつなげ,口で吸ってやろう.
ここで太い方から燃料が出てきたら正常に機能しているということになる.
万が一出てこない場合だが,修理することも可能ではあるが,交換したほうが早いと思うね.

原付のエンジンがうるさい! マフラー,チャンバーに交換だけでいい?

2008年3月19日

原付バイクのエンジン音がなんだかうるさい・・・そんな症状に陥ったことはないだか?
そんなときにまず真っ先に疑うのはマフラーだ.

当然,意図的に大きな音を発するマフラー,チャンバーに交換しているというのなら,それはそれでいいのだけどね.

でも,こちらは何もしてないのに何故か知らないけどうるさい,静かになるようにしたい!
そんなときはどうすればよいのだろうか?

と,その前に,エンジン音がうるさくなる原因というのはどういったものがあるのかについて触れてみる.
タイヤ交換やキャブのメンテの為にマフラーを取り外し,付け直したり,段差などにバイクの下回りを衝突させたときに,マフラーの根元に隙間ができ,爆音がするようになってしまうのだ.
エンジンとマフラーの接続部分には,ガスケットと呼ばれる隙間を埋める部品がある.
それがずれてしまったりすると,排気音が大きくなってしまうわけだね.

また,エキパイが錆びてしまい,穴が開いたりした場合にもやはり排気音がうるさくなってしまう.
これらは上記のバッフルを介さずに,直接的に排気ガスと爆発音が外にもれてしまうせいなのだ.

ということで,これらを踏まえた上で対策としては次の2つが挙げられる.

・ガスケットをしっかりと取り付ける.
・マフラーに損傷がないかを確認して,損傷があった場合は修理あるいは交換をする.

原付のエンジンがうるさく感じた場合,このような修理・処置を行ってほしい.

やべぇ! 原付のガソリンが漏れてるよ! どう対処する?

2008年3月10日

原付も含めてバイクとは倒れやすいのはものなのだが,原付が倒れた際に,ガソリンが漏れてしまうのもこれは当たり前なことなんだ.
この場合は,漏れると言うよりも,こぼれるという表現のほうがしっくりくるかもしれない.
倒れたときに,キャブからガソリンが漏れてしまうのは,故障ではなくて元々そういう構造というわけだね.
キャブの構造を話すとなると長くなってしまいかねないので省略するけどね.

いわゆるオーバーフローという,キャブに容量を越えたガソリンが流れた場合などに,余計なガソリンを排出するようになっているわけだね.

そして,強風で倒れてしまったときや,普通にこけてしまったときにキャブからガソリンが漏れる.
でも,それはそういうものなので心配いらない.
もし万が一,立てた状態であってもまだ漏れて来るようだったら,フロート(油面を調節する部品のことだね)の引っ掛かりが考えられるます.
なので,その場合はドライバーの柄などを使ってキャブ本体をコンコンと叩いてみてほしい.

これでも回復しない・・・そんな場合には,キャブの分解点検・修理が必要になる.
キャブ以外,例を挙げればタンクからだとか,ホースからだとか,キャブのドレン以外からガソリン漏れを起こしている場合は,漏れている点が破損している可能性が考えられる.
なので,その場合は要チェックだ.
そのようなときはバイク屋さんに持っていって修理してもらうのがベターだね.

燃料系が原因の原付のエンジントラブルの事例

2008年3月 2日

原付で走行中にエンジンが突然止まる・・・こんなことになったらかなり焦るよね.
そもそも何故こんなことが起こるのだろうか?
原因はいろいろ考えられるが,その中の燃料系のトラブルについて原因や修理箇所を書いてみたいと思う.

まず,原付のガソリンタンクの中に,雨水などが混入してしまい,キャブ内からエンジンに回る.
すると,水はガソリンより重いので,ガソリンタンク内の下にたまる.
よって,走り出してから2〜3分ほどでエンジンが停止してしまうのだ.
この場合の修理箇所は,燃料タンク,燃料フィルター,燃料ポンプなどの掃除,ポンプの交換を行ってほしい.

次に,燃料ポンプが突如負圧を受けても,燃料を全然送らなくなる症状があるが,これはガソリンタンク内部のゴミが蓄積するため起こることが多いのだ.
また,突如,燃料ポンプそのものがが壊れることもある.
あとは,キャブにつながっている負圧ホースが外れてる可能性も高いだ.
このケースの修理も,燃料タンク,燃料フィルター,燃料ポンプの掃除,ポンプの交換などだね.

他には燃料ポンプが少量しか燃料を送らないため,ガソリンの量が少ないので,全快走行時に失速してしまうケースがある.
この場合は燃料フィルターにゴミなどが蓄積したか,あるいは燃料ホースをどこかにはさんでしまっている可能性がある.
そういうときは燃料フィルターの掃除,また,場合によっては燃料ポンプの交換を行うといい.

電装系が原因の原付のエンジントラブルの事例

2008年2月27日

原付で走行中,突然エンジンが止まることがある.
これは特に出先だったりすると本当に困るよね.

このようなことが起きることにはさまざまな原因が考えられる.
そのひとつに電装系のトラブルが考えられる.
では,電装系のトラブルには如何なるものがあるのだろうか?
そして,どのように修理や処置を施せばよいのだろうか?
ひとつずつみてみよう.

まず,CDIから電気が流れなくなって,プラグに火が飛ばないと前触れもなくエンジンが止まってしまい,かかろうともしないことがある.
この場合,社外のCDIを使用している場合,高確率でCDIが故障しているね.
こんなときの修理箇所はCDI点火ユニットだ.
社外の場合は,純正のものに交換した方が良いね.

2つ目には,プラグキャップが抜けてしまい,プラグに火が飛ばないと原付走行中に段差を拾った瞬間などに止まってしまうことだ.
これはプラグキャップにおけるプラグ抜け防止のピンが抜けているね.
また,プラグキャップとプラグコードとが断線している場合もある.
そういうときには,プラグキャップの交換を行おう.
場合によって,イグニッションコイルごと交換も必要かもしれない.


他には電気がイグニッションコイルから流れず,プラグに火が飛ばないと,これまた前触れもなく止まってしまう.
こんなときもイグニッションコイルを交換するのがよいと思う.

電装系のトラブルは大体この3つだね.

吸気系が原因の原付のエンジントラブル

2008年2月24日

原付で走行中にエンジンが突然止まってしまう原因はいろいろ考えられるが,その中のひとつといえる原付の吸気系のトラブルについて,原因やそれに伴う修理箇所について触れてみたいと思う.

まずは,キャブにゴミが詰まってしまい,燃料を噴射しない状態になると,スタータージェットが詰まった場合,始動性が悪くなりアクセルを開けると止まることがあるようだ.
このようにキャブにゴミが詰まった場合には,修理というよりキャブの洗浄だけでもいいのだ.
ただ,ジェット類が腐っていたとしたら,交換が必要だね.

それから,キャブとインテークマニホールドの間から二次空気を吸っていると,キャブが外れかけていれば,回転がかなり上がり,パッキンがダメだと回転が下がりにくくなる.
この場合は,キャブとインマニの取り付けねじの緩みが原因である可能性があるので,キャブ側のネジがなめているならキャブ交換し,締め込みが甘いなら,きつく閉めれば大丈夫だ.

最後にインテークマニホールドが亀裂が走っていたり破損を起こしていたりすると,始動性が非常に悪くなり,かかっても回転が下がりにくく,エンストを起こすことも多々あり得るようだ.
これはインマニがゴムの場合には,亀裂が生じていて,金属製の場合には破損を起こしているので,インマニの交換を行うようにしよう.

駆動系トラブルによる原付のエンジントラブル

2008年2月22日

原付で走行中にエンジンが止まってしまうトラブルに遭遇すると,本当に困るよね.
燃料系トラブル,吸気系トラブル,電送系トラブル,駆動系トラブル・・・など大まかにいうとこんなところだろうか.
では,この中から原付の駆動系トラブルについて,原因やそれに伴う修理箇所について触れてみたいと思う.

まず,ベルトが切れ,クランクケースの内部がグチャグチャになっていると,ベルトの磨耗は最高速が伸びない.
切れる瞬間は,エンジン音が空回りするといった感じだ.
切れれば,ギヤ付きニュートラルみたいな状態になる.
停止時は,ひどい時などキックすら下りないようだ.

この場合の修理だが,故障箇所がベルト切れなのでキドライブベルトを交換してほしい.
場合によっては,クラッチ側の交換も必要かもしれない.

2つ目に,クランクシャフトベアリングが正常に動かないと,エンジンを始動すると,シャーシャーうるさいといった現象がおきます.
また,エンジンを止めるときに,急に止まる.
そして停止時は,突然.
停止後は,キックすら下りないという状態に陥る.
このケースでは,クランクシャフトを回す役割のベアリングが錆ついているか,もしくはボールが破損していることが考えられる.
なので,クランクベアリングの交換と,それを取り巻いているオイルシールの交換といった処置を行おう.
場合によっては,クランクシャフトの交換も必要だね.